きっかけ
箱根で漆器づくりを営んでいた堀内ウッドクラフト様。2000年頃から伝統的な木工製品の需要が少しずつ減り、オリジナル製品の製造・販売へと舵を切り、日本初となる医療用玩具※1など手がけました。
しかし、小さな工房ならではの悩みとして「自分の製品をどう知ってもらい、選んでもらうか」という壁がありました。そんなとき出会ったのがFSC®認証※2。「環境に配慮した木材を使っている」という信頼の証を、ものづくりの強みにしようと決め、アミタにご相談いただきました。
※1 医療用玩具:診察台やMRI、聴診器などを模した木製玩具。検査・手術の説明に使い、子供たちの不安を和らげる効果があります。日本では堀内ウッドクラフト様が初めて製造しました。
※2 FSC®認証:Forest Stewardship Council(FSC®)は、責任ある森林管理を広めることで、生物多様性を守り、森林破壊や気候変動に立ち向かうためのソリューションを提供しています。(www.fsc.org)
アミタの取り組み
アミタは、堀内ウッドクラフト様のFSC® COC認証※3の取得審査をお手伝いしました。まだ日本ではほとんど知られていなかった2004年、個人の工房としていち早く認証を取得。

それ以来、文具やノベルティグッズなど、認証を活かしたものづくりの幅を広げてこられました。2023年には国産FSC®認証広葉樹材の販売も始められています。
※3 FSC® COC認証(Chain of Custody認証):FSC® CoC 認証は、FSC 認証製品について森林サプライチェーンが途切れることなく、責任ある森林管理を⽀えていることを意味します。(www.fsc.org)
関連サービス
※アミタは、認証機関であるソイル・アソシエーションおよびSCSグローバルサービスと提携して、森林認証審査サービスを実施しています。(FSC® N001887)
認証で広がったこと
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大きな企業とも対話できるように
FSC®認証という「世界共通の信頼の証」があることで、個人の工房でも大きな企業と同じテーブルにつける機会が生まれました。 - 木材のルーツが見えるように
FM認証※5を持つ森林管理者とのつながりができ、実際に伐採の現場を訪問。自分が使う木がどこから来ているのかを知ることができるようになりました。 - 認証の仲間がつないでくれた仕事
FSC®認証を取得している事業者同士の横のつながりから、「こういう仕事ができる方がいますよ」と紹介が生まれ、多くのお仕事につながりました。 - 海を越えてプロモーションできる木工製品
FSC®認証は世界中で通じる信頼のマーク。海外向けのノベルティグッズなど、小さな工房の製品が国境を越えてプロモーションできるようになりました。
※4 サプライチェーン:原材料の調達から製品の加工・販売に至るまでの一連の流れのこと。FSC®認証では、この流れ全体で認証材の管理が求められます。
※5 FM認証(Forest Management認証):FSC FM認証は、その森林の⾼い保 護価値を持つ地域が守られていることを意味 します。FSC 規格は、このような地域に損害を与えるいかなる林地転換活動も禁⽌してい ます。(www.fsc.org)
取得の流れ
お問い合わせ・お見積もり発行
お問い合わせ・お見積もり発行認証取得にあたって含めたい事業範囲など確認の上、お見積もりを発行させていただいております。
ご発注・ご契約
ご発注・ご契約後に弊社オリジナル資料などご参照の上、審査準備に進んでいただけます。
本審査
FSC®製品を取り扱うための手順を規定した管理マニュアル等作成いただく必要がございます。 弊社では任意のサービスとして、作成された管理マニュアルが規格の要求事項に適合しているかどうか審査し、本審査前にレポートにて報告することが可能です。
審査認証取得
年次監査
認証取得後は毎年年次監査を実施いたします。
更新審査
5年に1度更新審査を実施いたします。
これから目指すこと
2023年に開始した認証広葉樹材販売事業を拡大し、国内唯一のFSC®認証広葉樹材木商社としてFSC®認証製品コーディネート事業を継続されていきます。
「木製品を通じて、社会と環境に貢献する」
環境配慮の取り組みが事業の差別化・成長エンジンとなり得ることを示す事例です。