CASE STUDY

ESG経営に向けたサステナブルビジョンの形成と目標策定

  • ビジョン・戦略・計画策定支援
  • サーキュラーエコノミー推進支援
  • サステナブル調達支援
  • 廃棄物100%リサイクル
  • 廃棄物管理業務の合理化・効率化
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  • 会社名

    大手総合電子部品メーカー 様

  • 対象地域

    国内工場

  • 事業内容

    電気機器製造

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課題

M&Aや業績の伸びにより、自社および関連会社の生産量が増加し、それに伴い廃棄物の発生量も顕著に増加しました。 これを機に経営、管理、事業部を巻き込んだ全社的な目標の見直しや全社へのビジョンの浸透等「廃棄物削減以外」の具体的な取り組みも一緒に進められないか、アミタさんに相談しました。

解決策

まずは自社の「ありたい姿」をバックキャストで確認し合い、サーキュラーエコノミーに自社が取り組む理由を明確化した上で、資源循環に関するビジョンとKG,KPIの策定に着手しました。長期的には不安定な時代における「持続的な成長」を可能にする「競争優位としてのサーキュラーエコノミー戦略」の土台づくりを目指し、複数部署のメンバーが参加するプロジェクトを立ち上げ、定期的に会合を開催し、自社ならではのサステナブルビジョンの形成と、目標の策定を進めていきました。

支援内容

  • 脱炭素の領域を超えた全体最適視点でのKG(Key Goals)、KPI(Key Performance Indicators)の設定と資源循環ビジョンの策定
ビジョン・戦略・計画策定支援

自社のパーパスやメガトレンド、社会課題から「未来の社会像」を描く自社の強み、未来の強みの定義

サーキュラーエコノミー推進支援

KGおよびKPIの設定の背景となる長期資源循環ビジョンの策定

サステナブル調達支援サービス

資源効率や調達リスクに対する投資効率を高める基準を策定

導入の効果

  1. 資源循環分野での中長期ロードマップと短期でのアクションプランが構築できた。
    またあらゆるアプローチを検討することにより、自社の資源循環領域における独自の指標ができた。
  2. 全社統一の客観的基準により、廃棄物の有価物化/社内循環利用のポテンシャルが評価できた。
  3. 他社事例から学べる教訓や知見が共有され、方策設計がより実効的なものとなった。
  4. プロジェクト参加メンバー同士の交流を通じ、社内横断的な連携体制が構築できた。

成功のポイント

サステナビリティ部門が主導し、事業・技術開発・経理部門の複数メンバーで構成された、チーム全員に投資やコストに関する基本的な知識があるドリームチームを結成したことで、実現可能性と経済性を合理的に議論できた。

導入フロー

Step 01

ビジョン浸透、自社の原点の再確認

メガトレンドやESGに関する最新情報のインプットから、ワークショップやディスカッションを通じて「自社のありたい姿」を議論、検討した。

Step 02

問題の特定と方向性の確認

自社が解決すべき社会課題を特定し、その具体的な解決方法を列挙していった。その結果、ズームアウト視点の浸透、INPUT/OUTPUT両面の改善が必要だと分かった。資源循環というテーマに対するアプローチには、優先順位をつけることは難しく、 あらゆる側面から総合的に取り組んでいくべき課題である ということが改めて認識された。

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Step 03

ステップ1、2を踏まえたKG、KPIの策定

KGを達成するため「資源変更」「省資源」「資源循環」とあらゆるアプローチそれぞれで簡易なロードマップを作成。ディスカッションを通じアプローチごとの詳細な運用ルールを決定した。

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