プラスチック資源循環の高度化と住民同士の交流促進

導入経緯

神戸市の出来事 アミタの関わり
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10月

水平リサイクルを目指す
「KOBE PLASTIC NEXT」を開始

11月

長田区に全国初のプラスチックの水平
リサイクルを目指すふたば資源回収
ステーションを設置

6月

プラスチック資源の地域拠点回収モデル事業運営の
支援業務を受託

11月

MEGURU STATION🄬のノウハウを活用し、
長田区にふたば資源回収ステーションの設置を支援

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6月

アミタと事業連携協定を締結、企業版ふるさと納税(人材派遣型)を活用し、出向受入

8月

あづま資源回収ステーション(中央区)
を設置

4月

地域拠点における資源回収ステーション運営及び拡大展開支援業務を受託(~2023年3月31日)

6月

神戸市と事業連携に関する協定を締結

8月

あづま資源回収ステーション(中央区)の
設置支援

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3月

持続可能なエコシステム社会の構築に向けた連携協力に関する協定をアミタと締結

8月

CLOMAと連携協定を締結、乳酸菌飲料容器の回収、再資源化を目指す取り組みを開始

8月

CLOMA会員企業として神戸市と連携協定を締結

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3月

市内の資源回収ステーション数が
21箇所へ

※左右にスクロールしてご確認ください

神戸市のコンセプトとアミタの関わり

神戸市は、2021年より、小売・日用品メーカー・リサイクラーとの協働で、プラスチックの「水平リサイクル」(例:フィルムtoフィルム)に挑戦し、「まわり続けるリサイクル」を推進されています。自治体と製造・販売・回収・再生に関わる複数の企業等が“競合”の垣根を超えて“協働”で「水平リサイクル」を目指す全国に先駆けた試みです。アミタは、MEGURU STATION®のノウハウを活用し、同市が目指す資源循環モデルの仕組み化支援を2021年より開始しました。

神戸市グラフ

1. 内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」採択について

アミタは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)における「サーキュラーエコノミーシステムの構築」の研究開発テーマである「自治体協力回収プラスチックの分別・供給システムの確立」に2023年7月に採択されました。神戸市協力のもと、東レ株式会社と共同研究を実施しています。

目的

市民や自治体との協力によって使用済みプラスチックを回収し、高品質な再生材に変え、需要者に低コストで安定的に供給するサーキュラーモデルを構築

検証方法

神戸市が設置している資源回収ステーションを起点とし、市民の継続的な参加を促す環境整備による資源回収量の安定化、素材やアイテムごとの分別回収による品質の向上、回収・再生プロセスの可視化による信頼性の確保、これらの包括的な仕組み構築によるコストの最適化などを研究

図解

2. 自治体×民間企業の起点となる資源回収ステーション

住民・自治体の協力のもと回収された資源は、リサイクラーで加工・処理され、メーカーへ供給されるプロセスからも、自治体と企業の協力が不可欠です。そのプロセスのサーキュラーモデルを構築していくために、神戸市協力のもと、アミタが代表幹事を務める (ジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ(略称:J-CEP))が複数のプロジェクトに取り組んでいます。

プロジェクト例

プロジェクト例

ペットボトルキャップ回収・再生プロジェクト

・サプライチェーンの最適化をテーマに2022年10月に発足
・水平リサイクルを経済的に持続させる観点から、異物や汚れの少ない良  質な資源(ペットボトルキャップ)を一定量確保するための回収~再生  のスキーム構築を目指す

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プロジェクト例

トレーサビリティシステムの概念実証

トレーサビリティ確保の実現手段として、欧州ではデジタル製品パスポ ート(DPP)の市場導入および法制化が進められており、日本国内にお いてもDPPに対する理解や対応の必要が生じている
DPPの対応に向けたトレーサビリティシステム利用における課題の把握 を目指す

詳しく見る

地域の声

これまでは、ごみとして捨てていたものが、資源として回収する機能があることで「ごみ」として捨てることが減るのでありがたいです。

子どもたちにとっても資源の循環を学ぶ環境になり、とても良いと思います。

知らない人同士が同じ目的で訪れることで関係性も広がります。

神戸市グラフ

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