持続可能な地域運営
モデルの構築
導入経緯
| 奈良市月ヶ瀬地域の出来事 | アミタの関わり | |
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2 0 2 2 |
2月 「Local Coop 大和高原プロジェクト(スタート当初の名称は「Local Coop 月ヶ瀬」)」が開始 3月 旧学校給食センターのワーケーション施設「ONOONO」がオープン |
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4月 一般社団法人LocalCoop大和高原が設立 |
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3月 Local Coop 大和高原住民の共助による買い物支援サービスを開始 4月 Local Coop 大和高原が、月ヶ瀬地域において、域内交通コミュニティバスの運行業務、および再生資源の回収業務を開始 |
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3月
ヴィレッジ構想※の宿泊施設完成 |
9月 放課後子ども教室にて、月ヶ瀬の小学生にMEGURU-BIOについての授業を実施 |
※左右にスクロールしてご確認ください
奈良市月ヶ瀬地域とのコンセプトとアミタの関わり
山間地域に位置する奈良市の月ヶ瀬地域では、人口減少や高齢化の進行により、行政による公共サービスの維持が難しくなっており、地域インフラを住民自治で維持・運用していくことが重要な課題となっています。こうした背景のもと、奈良市では月ヶ瀬地域における持続可能な地域社会の実現を目指し、「Local Coop大和高原プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトの中で、地域課題の解決に向けた手段のひとつとして、アミタが開発・提供するMEGURU STATION®が検討され、導入されることとなりました。アミタは、MEGURU STATION®の設備提供や運営支援などを通じて、資源循環の促進、多世代による社会参加の推進、そして互助・共助の関係性の醸成など、地域コミュニティの基盤づくりに取り組んでいます。
「Local Coop大和高原プロジェクト」とは
Local Coop大和高原プロジェクトは、奈良市東部の山間地域・月ヶ瀬地区を中心に展開されている、持続可能な地域づくりを目指す取り組みです。人口減少や高齢化が進むなかで、これまで行政が担ってきた公共サービスの維持が難しくなっており、住民同士が支え合いながら暮らしを支える「共助」の仕組みが求められています。このような課題に対し、奈良市は地域の人々や外部のパートナーと連携しながら、「自分たちの地域は自分たちでつくる」という自治の意識を育む取り組みを進めてきました。旧学校給食センターを活用した拠点づくりを起点に、地域住民が主体となって地域課題を話し合う「自分ごと化会議」や、生活に必要な機能を共助で支えるサービスの実証が行われています。プロジェクトでは、資源の循環や買い物支援、交通手段の確保といった、暮らしの基盤に関わる様々な仕組みを地域の中で育てることを目指しています。2023年には地域主体の一般社団法人が設立され、2024年からは資源回収やコミュニティバスの運行など、実際のサービス提供が始まりました。
月ヶ瀬でのMEGURU BOX®とMEGURU-BIOについて
奈良市がこれまで月ヶ瀬地域に設置していた36箇所の再生資源回収拠点を、2024年4月からは、MEGURU STATIONとして6箇所に集約しています。6箇所全てのMEGURU STATION®には住民が365日24時間資源出しをすることができるMEGURU BOX®が設置されており、そのうち1箇所には生ごみをメタン発酵させて液肥とバイオガスに再資源化する小型バイオ装置のMEGURU-BIOを設置しています。
MEGURU BOX®で回収された資源はすべてリサイクルされます。また、回収資源の売却益は「月ヶ瀬共助プロジェクト助成制度」の助成金として活用され、地域課題の解決や、人と人をつなぐ活動の支援に役立てられます。
MEGURU-BIO®では、家庭からの生ごみをメタン発酵で分解し、液肥とバイオガスに再資源化されます。液肥は自由に持ち帰ることができ家庭菜園などに活用できます。
バイオガスはMEGURU-BIOの発酵槽を加温できるほかにも、調理用のガスとしても利用することができます。
MEGURU-BIOを利用する様子
MEGURU BOXを見学する市民の様子