
人と人がつながり、資源がまわる
導入経緯
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大刀洗町のコンセプトとアミタの関わり
大刀洗町では「地域コミュニティ」の特性を活かし、ごみの減量化(3R)を解決できる方法を模索しながら、住民サービスの向上や地域づくりに挑戦していました。そこで、コミュニティ(C)の真ん中に資源回収ステーションを置くことで、3R+Cの活動が促進されるのではないかという仮説のもと、2021年「地域共生社会の推進及びごみの減量並びに 3R+C 活動の推進に関する連携協定」をアミタと締結し、MEGURU STATION®を設置し、社会実験をスタートさせました。現在は、大刀洗の全小学校区と公民館1か所にMEGURU STATION®が設置されており、住民同士のコミュニティ形成を促す機能を発揮しています。

MEGURU STATION設置後のまちの変化

ステーションを起点としたコミュニティの活性化が促進
事例
・住民の発案で子どもが主体となる「子ども駄菓子屋」を企画し、多世代交流が実現
・環境教育の一環として、子どもたちがスタッフとなり資源ボックスの袋交換や高齢者の資源出しのお手伝いを行い、互助共助を体験

新たなマーケット創出の機会醸成へ
事例
・古着を扱う企業による古着販売で若者の参加機会を醸成
・地域事業者によるキッチンカーや焼き菓子販売の出店
・地域内の家庭菜園で採れた野菜のお譲り会の実施
地域の声
MEGURU STATION®を利用するようになってから、子どもが家で資源を分別する習慣がつきました。
資源をいつでも出せるので便利です。それ以上に、訪れると自然と人との交流が生まれ、お話できるのがとても楽しいです。
資源を出しに、MEGURU STATION®まで歩いていくことが日課になりました。

大刀洗町役場
地域振興課
地域の交流拠点であるセンターにMEGURU STATION®を重ねることで、これまではセンターに来る習慣がなかった住民の参加がみられたり、資源の分別を始める住民がいたりと、着実に行動レベルでの変化を感じております。 こうしたMEGURU STATION®での変化を入口にし、住民主体のまちづくりを進めていきたいと思います。