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アミタ(株)の北九州循環資源製造所にシリコンスラリー廃液のリサイクル設備を追加投入。12月より本格的に稼働開始!

お知らせ2019.12.11

アミタ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤博之)は北九州循環資源製造所に、4月に事業撤退を決定した台湾循環資源製造所で使用していたシリコンスラリー廃液のリサイクル設備を移設し、追加導入しました。12月より2号機が本格的に稼働を開始することで、2基体制となり製造能力は約2倍となります。

シリコンスラリー廃液リサイクル事業について

自動車産業やIoT産業等の発展による半導体需要の高まりを背景に、多くの国内半導体製造企業が増産に踏み切っています。それに伴い、半導体の製造過程に発生するシリコンスラリー廃液のリサイクルニーズも高まっており、アミタでは2018年より北九州循環資源製造所において、減圧蒸留設備を導入しシリコンスラリー廃液のリサイクル事業(以下、本事業)を実施してきました。
本事業では、西日本の半導体製造企業が排出する廃液を減圧蒸留によって固液分離し、シリコンを含有するリサイクル製品・蒸留グリコール液等を製造・販売しています。

この度、好調な本事業への設備投資として、今年4月に事業撤退を決定した台湾循環資源製造所で利用していた減圧蒸留設備を移設しました。 12月より2号機が本格的に稼働を開始することで、2基体制となり製造能力は約2倍となります。なお、収益貢献は来年以降を見込んでいます。

北九州循環資源製造所に導入された減圧蒸留設備(写真右:2018年に設置した1号機、左:この度設置した2号機)
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北九州循環資源製造所の概要

開所 2010年6月
所在地 福岡県北九州市若松区響町一丁目104番10
事業内容
  1. 固形の廃棄物などからのセメント原料を製造
  2. 金属を含有する廃棄物などから金属原料を製造
  3. 金属成分を含有する廃液から金属原料などを製造
産業廃棄物
処分業許可
(北九州市)
燃え殻、汚泥、廃油、廃プラスチック類(自動車等破砕物を含む)、紙くず、木くず、動植物性残さ、金属くず(自動車等破砕物を含む)、ガラスくず(自動車等破砕物を含む)、鉱さい、ダスト類 以上11種類(特別管理産業廃棄物であるものを除く)
特長 北九州循環資源製造所は北九州エコタウン内の響灘臨海工業団地に位置しております。同エリア内の「リサイクルポート」を活用した発生品受入やリサイクル製品出荷が可能で、九州・中国・四国地区のみならず、東アジアでの資源循環も視野に入れた拠点です。また、毎年海外(マレーシア・中国・台湾等)からの視察・見学を多数受け入れており、2017年は70名が見学に訪れています。独自のリサイクル技術と恵まれた立地条件を活かし、国内外でのリサイクルを促進していきます。
優良認定 北九州市
主要受入範囲 九州全県、山口県、愛媛県、広島県
詳細URL http://www.amita-net.co.jp/strategy/recycle/kitakyushu.html

関連リリース


アミタの100%リサイクルサービス

アミタは、約40年にわたり産業廃棄物の100%リサイクルサービスを提供しています。受け入れた廃棄物を独自の「調合」技術によってリサイクル製品を製造しており、自社製造所におけるリサイクル資源生産量は2017年度実績で約17万tです。また、これらリサイクルビジネスの経験を活用した廃棄物管理に関するリスク診断、社員研修等のコンサルティングサービスや環境戦略支援等を実施しており、2014年度からは企業の環境業務を請け負うアウトソーシングサービスも提供しています。 

アミタグループの事業

アミタグループは1977年の創業以来「持続可能社会の実現」をミッションに、環境戦略デザイン事業と地域デザイン事業を行っています。環境戦略デザイン事業では1,000社を超える企業にコンプライアンス対策、社員教育、IT化などの環境業務効率化支援、環境認証審査を実施。地域デザイン事業では宮城県南三陸町、パラオなどの地域で、包括的資源循環システムの構築による自立的な地域作りを支援しています。
【アミタホールディングス(株):資本金474,920,000円(東証JASDAQ市場上場:2195)】

【広報・取材に関するお問い合わせは以下へお願いいたします。】

 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:井口
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/

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