Recycling technology

産業廃棄物の100%リサイクル|
独自のサーキュラー技術

概要

アミタが製造する再資源化製品は、
使用後の副産物も100%資源として循環

アミタの「100%リサイクル」とは、受け入れた廃棄物をすべて製品化するだけでなく、納品先で利用後、その残渣が次の利用先へと渡り、完全に資源化される物質循環まで含めたリサイクルを指します。

例えば、アミタの金属代替原料(MRM 銅)は、非鉄製錬会社で天然銅鉱石の代替資源として精練されます。その際に出る精練残差(銅がらみ)は、鉄分を含むので、非鉄製錬会社からセメント会社に運ばれ、セメント製造時の鉄鉱石代替原料として100%利用されます。

多種多様な産業廃棄物に対応
100%リサイクルを実現させる独自のサーキュラー技術「調合」

これまでアミタがリサイクルしてきた産業廃棄物(発生品※)は4,000種類以上。
成分・性状・量・発生時期が不安定である廃棄物から、安定した品位・品質・量の製品をユーザー規格、納期に合わせてご提供します。これらはアミタの独自技術「調合」が可能にします。

※アミタは廃棄物を地上の資源ととらえ、廃棄物ではなく「発生品」と呼んでいます。

独自のサーキュラー技術「調合技術」 2つのプロセスと詳細

  • 調整プロセス

    多種多様な廃棄物を細かく分析し、原料・燃料として利用するユーザー(納品先)が求める規格に合わせて、最適な割合でブレンドする配合表を作成します。

  • 混合プロセス

    「調整」の結果に基づいて廃棄物をブレンドし、ユーザーの求める規格に合致するように分析確認することを混合といいます。

    ※連続して安定した「地上の資源」としてリサイクルするこれら一連の技術を「調合」と呼んでいます。「調合」は、日本国内だけでなくアジアの国々でも活用されています。

調合技術でつくるサーキュラーマテリアル(循環資源)

循環型の原材料であるためには、サーキュラリティ(循環性)だけでなく、カーボンニュートラル(脱炭素)、ネイチャーポジティブ(生物多様性)の3領域への配慮が必要です。

アミタの「サーキュラー」な原材料“サーキュラーマテリアル”は、廃棄物と見なされてきた素材から製造された、化石燃料を含むバージン原料の代替資源であり、また製造過程において水や火を使わないため、製造時のCO2排出や排水による環境負荷が小さい原材料です。

高度な資源循環を叶えるリサイクルネットワーク

調合技術は、原料提供先(排出事業者)と製品ユーザーが多くなるほど運用が安定し、より高度で幅広いリサイクルが可能になります。アミタは、双方との圧倒的な取引数と長年培ってきた調整力を背景に、不確実な廃棄物を原料としながらも、安定した循環型のサプライチェーンを構築しています。

圧倒的な取引社数が、より高度な循環を可能に

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