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アミタ(株)、南三陸森林管理協議会が管理する森林のFSC®森林認証審査を2015年7月21日(火)~23日(木)で実施。宮城県初となる認証審査の模様を、メディアの皆様に公開します。

リリース2015.07.16


アミタホールディングス株式会社(本社:京都市中京区 東証JASDAQ市場上場:2195 代表取締役会長兼社長:熊野 英介)の事業会社であるアミタ株式会社(以下、アミタ)は、宮城県南三陸町「南三陸森林管理協議会」が管理する森林の「FSC®森林認証審査」を2015年7月21日(火)~23日(木)に実施します。認証取得すれば、宮城県初であり、また同町が掲げる「南三陸町バイオマス産業都市構想」実現に向けての大きな一歩となります。この認証審査の模様を、7月22日(水)にメディアの皆様へ公開します。審査現場への立ち会いの他、認証当事者である南三陸森林管理協議会および審査員へのご取材が可能です。
(FSC® N001887)

関連リリース:
http://www.amita-net.co.jp/news/2015/06/09-fsc-minamisanriku.html

FSC®森林認証とは

FSC(Forest Stewardship Council®: 森林管理協議会)森林認証は、持続的な資源活用を目的に、責任ある森林管理を認証する国際的な環境認証制度です。責任ある森林管理を認証するFM(Forest Management)認証と、認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証するCOC(Chain of Custody)認証があります。2014年末日現在、日本では419,636haの森林がFM認証を取得しており、COC認証取得者数は1,091件です。アミタは、1999年に日本で初のFSC®森林認証審査会社としてサービスを開始した環境認証事業のパイオニアです。

※アミタは、認証機関であるソイル・アソシエーション ウッドマークおよびSCSグローバルサービスと提携して森林認証審査サービスを実施しています。http://www.amita-net.co.jp/certification/

 

南三陸森林管理協議会 FSC®森林認証(FM認証)審査の概要およびご取材について

【日時】7月22日(水) 9:00~13:00
【審査内容】FSC®森林認証(FM認証)
【審査対象者】 南三陸森林管理協議会
【審査対象】株式会社佐久 社有林、大長林業 社有林、南三陸町有林、慶応義塾所有林 計1,315ha
【実施場所】南三陸町内の審査該当森林各所
【集合場所】南三陸さんさん商店街(モアイ像前)8時30分集合
【取材受付】アミタホールディングス株式会社 共感資本チーム 前田・藤本
【TEL】075-277-0795  【E-mail】press@amita-net.co.jp

ご取材いただける場合は、7月21日(火)までに上記連絡先までご連絡ください。
現地での移動手段(自動車)は原則各自でご手配ください。手配が難しい場合は、下記取材受付までご相談ください。
※天候の都合により中止・延期となる場合があります。
※取材当日までに、当方が用意する誓約書のご提出が必要となります。

また同町では、丸平木材株式会社に対するFSC®COC認証も実施予定です。ご希望の方は、併せて丸平木材株式会社へのインタビュー取材も可能ですので、FM認証のご取材お申し込み時にその旨お伝えください(審査現場の公開取材は受け付けておりません)。

「南三陸町バイオマス産業都市構想」と「FSC®森林認証」取得の関係

junkanz.jpg南三陸町は、全域が分水嶺の内側に囲まれた、森・里・海の恵みが豊かな町ですが、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けました。復興計画の立案に当たり、同町は「生命活動に必要な最低限のものはできる限り地域内で賄えるよう備えるべき」という考えのもと、地域のバイオマス資源を有効活用するシステムを整え、人と環境にやさしく災害に強いまちづくりを目指した「南三陸町バイオマス産業都市構想」を策定しました。2014年に国の選定を受け、構想の実現に向けて官民共同で推進しています。
※南三陸町バイオマス産業都市構想についてはこちら

同町は、一次産業を主ななりわいとしてきましたが、その豊かさの源泉は町の77%を占める山林からもたらされています。森が育むミネラルや栄養分をたっぷり含んだ水は、川や水田を通って海に注ぎ、カキやホタテなどの貴重な栄養分となります。森の整備は、木材やエネルギーの入手だけでなく、里や海の豊かな恵みにつながるという考えから、南三陸町バイオマス産業都市構想の実現に資するプロジェクトとして、このたびFSC®森林認証の取得を目指すこととなりました。

FSC®森林認証申請者の声

FSC®森林認証を取得することで、持続可能な方法で適切に管理された南三陸の木材が、これまで以上に「顔の見える木材」として、地域とお客様に安心と豊かさをもたらすことを願っています。私たちの挑戦は、単なる林業振興という目的だけではなく、南三陸町が推進する「南三陸バイオマス産業都市構想」実現に向けて、森里海街の恵みがつながりあった、持続可能で豊かな地域を創るための第一歩なのだと思っています。

株式会社佐久代表取締役 兼 南三陸森林組合組合長 兼 南三陸森林管理協議会会長 佐藤久一郎氏

東日本大震災のあの日、私たちの街は自然の力によって壊されましたが、街を復興させるのもまた、自然の力だと考えています。FSC®認証の手続きを通じて、これまで各々が独自の基準で行ってきた森林の管理基準を、国際的な基準を元にして明確化することが出来ました。短期的な利益を追うのではなく、町の為、地域の為に、まずは自分たちから力を合わせて良い森づくりを行い、自然と人が共生する町としていくことで、自分たちの作る木材にも付加価値が宿るのではないかと考えています。

大長林業代表 兼 南三陸森林組合副組合長 高橋長晴氏


東日本大震災以後、南三陸の森・里・海・川の連環による恵みこそが、私たちが住む地域の強みであるということが、町内でもあらためて認識されつつあります。今回、FSC®認証の取得を申請するにあたり、その連環の仕組みを国際的な基準で客観的に評価いただくことで、持続可能な森づくりが豊かな地域づくりに貢献できる事を発信し、お客さまには良質で安心できる木材をお届けして行きたいと考えています。

丸平木材株式会社代表取締役 兼 南三陸森林管理協議会副会長 小野寺邦夫氏


 

【お問い合わせ】
 アミタホールディングス株式会社 経営戦略グループ 共感資本チーム 担当:前田、藤本
 電話:075-277-0795(直通)/ メール:press@amita-net.co.jp
 ファックス:075-255-4527 / URL:http://www.amita-hd.co.jp/

アミタの広報に関するお問い合わせはこちらから

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