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西粟倉村 DAIKプロジェクト 大工×デザイナー勉強会

2009年8月13日

2009年8月7日(金)、岡山県西粟倉村にある「西粟倉・森の学校」(新しいウィンドウで開きます)(以下、森の学校)にて、大工×デザイナーでつくる木の家具「DAIKプロジェクト」(新しいウィンドウで開きます)(以下、DAIK)について勉強会が開催されました。
森の学校は、2009年4月に発足した西粟倉村主催のプロジェクトで、約10年前に廃校になった木造校舎を事務拠点に、Iターンにより村に移住した若手スタッフが中心となり、村の営業・企画・マーケティング部隊として西粟倉村の魅力を多くの人に知ってもらう取り組みを展開しています。(株)トビムシ(新しいウィンドウで開きます)は、西粟倉村における「共有の森事業」(新しいウィンドウで開きます)の中で、森の学校の立ち上げに携わり、ともに西粟倉村の取り組みを支援しています。
月に一度開催されるこの勉強会は、森の学校が「森と暮らしをつなげ、西粟倉村のファンをつくる」という使命を果たしていくために、村民とともに学び、議論する場となっています。 01_0812.jpg
今回の勉強会のテーマとなったDAIK(新しいウィンドウで開きます)は、デザイナー・建築家の西田司さん(有限会社オンデザインパートナーズ代表取締役)が立ち上げ、運営している、デザイナーと大工がコラボレーションし地域の木材を使った家具を製作するプロジェクトです。そしてこのたび、トビムシが中心となって西粟倉村でもDAIKを立ち上げることになり、今後、西田さんと地元大工の協同で村の木材を使った家具を製作していく構想です。西田さんは、トビムシの顧問(新しいウィンドウで開きます)にも就任され、村の森林の価値を可視化する取り組みに参画いただきます。
今回は、西田さんが初めて西粟倉村を訪れ、勉強会にて今まで手がけてこられたデザインプロジェクトの実績をご紹介いただくとともに、DAIKの概要や、ご経験の中から得られた貴重なお話しをしていただく機会となりました。
勉強会には、道上村長をはじめ、森の学校やDAIKに意欲のある村民、トビムシのスタッフ、そして地元の大工の方々など20名ほどが集まりました。会場は森の学校の教室です。

西田さんは建築家として仕事をされるなかで、今後人口が減少傾向にある社会背景なども踏まえ、新しい建物は本当にこれからも求められ続けるかと考えたとき、「既存の空間をアレンジすることで、生活を楽しく豊かにすることができれば、その空間に価値をもたらすことができるのではないか」と思い至ったそうです。そして、その想いを様々なデザインプロジェクトとして実践されてきました。
それは、地域の眠れる資産に光を当て、可視化することで地域の価値を向上していこうとするトビムシの理念とまさに合致するものでした。
また、西田さんはDAIKと「共有の森事業」との関わりについて、「造り手の顔が見えていることにこそ価値があると考える人がいると思う。人は物に愛着が湧くとその造り手にも想いが至り愛着を持つ。共有の森事業を通じて西粟倉村を応援する人々は、西粟倉村の大工さんが造った家具を欲しいと感じ、愛情を持って使ってくれるはず。」と述べられました。

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勉強会に参加した大工の方からは「DAIKが新たに自分たちの生活に影響を与える事業である以上、プロジェクトの体制がきちんと整っていることが必要だと感じる。」と、率直なご意見をいただきつつも、「非常におもしろい取り組みだと思う。自分たちは伝統的な木の家造りしか知らない。デザインされた家具を造るということがどういうことなのか、きちんと教えてもらいながら取り組みたい。」という大きな期待の声も寄せられました。
最後に村長からは「森を育てることは今まで十分に取り組んできた。しかし、その木材を活かすことはとても難しいと感じている。村全体の経済を考えるうえで、DAIKのような、多くの人の新しい感性を取り入れ、村の価値観を広げていくプロセスが必要だ。」と述べられました。 勉強会の途中、開いていた窓から多くのミツバチが教室に入ってきて、蛍光灯にブンブンと群がり会場を賑わせました。それを見た村長は、勉強会の最後に「ミツバチは、今ちょうど巣から分かれて新たな巣を探そうとしている時期。我々もこのミツバチのように、新たな取り組みに向け、その一歩を踏み出しましょう!」と村民を激励しました。
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トビムシは今後、西田さんと西粟倉村の大工の方々と手を組んで村の木材を使った家具製作を進めます。住宅用の家具に留まらず、オフィスにデザイン性と機能性を兼ね備えた木製の家具を取り入れたいという企業のニーズにも、空間やご依頼内容に合わせてデザインし、丁寧に手刻みで造ります。 ぜひ今後のDAIKにご期待ください。

また、トビムシは2つの方法で西粟倉村を応援してくださる方を募集しています。
(1)「西粟倉村共有の森ファンド」(新しいウィンドウで開きます)への投資を通して村の取り組みを支援してくださる方、(2)実際に村に移住し、森の学校で働きながら村の魅力を伝える役割を担ってくださる方です。
ご関心のある方はぜひ以下の説明会へご参加ください。
■西粟倉共有の森ファンド説明会と西粟倉村 挑戦者募集説明会
日時 :2009年 9月 4日(金) 19:00~21:00
場所 :エコッツェリア(新丸ビル10階)(新しいウィンドウで開きます)
内容 :西粟倉村と百年の森林構想の説明、ファンドの説明、挑戦者(森の学校スタッフ)募集の説明
詳細・お申し込みはこちら>>http://www.tobimushi.jp/event/event0904.php(新しいウィンドウで開きます)

また、「西粟倉村共有の森ファンド」の投資家の皆さまを対象とした西粟倉村ツアーも開催予定です。西粟倉村の応援団の一員となって、ぜひ村の魅力が満載のこのツアーにご参加ください。
■共有の森ファンドメンバー限定「第1回西粟倉村・源流の森ツアー」
日時 :2009年 8月29日(土)~30日(日)
場所:岡山県西粟倉村
詳細・お申し込みはこちら>>http://www.tobimushi.jp/event/event0829.php(新しいウィンドウで開きます)


(取材・構成 カンパニーデザイン室 鎌田紗織)

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