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京都府京丹後市

森林酪農

森林の価値をあきらめないためのビジネスモデル

国土面積の約67%を占める森林

日本は、国土面積の約67%を森林が占める、森の国です。日本の森林のうち約40%は、かつて人が植林した人工林ですが、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化などによって林業の衰退が進み、手入れがされず、放置されるケースが増えています。このまま放置が進むと、木材生産や水源涵養といった価値が、大幅に失われていってしまいます。

現在の林業は、50年以上かけて材を生産し販売するというビジネスモデルで、投資を回収するのに非常に長い時間が必要です。このような弱点を克服し、山林を再資産化するための試みが、「森林酪農」です。

森林酪農が生み出すつながり

「森林酪農」では、利用されていない森林に牛を自然放牧することで、牛が下草を食べ、倒木などを蹄でならして地面を整えます。人は森林を管理しやすくなるばかりでなく、乳製品の販売や、雑穀などの林産物で新たな収益を得ることができます。
森林と人との距離が縮まり、生活に身近になることで、新たに森林の魅力を人が活用することができるのです。森林を適正に管理しながら、新たなビジネスによって森林の価値を高める仕組みです。

さらに、「森林酪農」を行う地域では、その森林が持つ機能や空間を利用して、環境保全型の農業や環境教育の場を創出することもできます。

森林酪農(森林、乳牛、人のつながりと暮らしへの効果)
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