アミタは2004年から岡山県西粟倉村の地域再生を支援してきました。山林に囲まれた村の財産は85%を占めるスギやヒノキの森です。2006年にはこの森の一部がFSC森林認証を取得しました。
アミタは、西粟倉村の豊かな森林資源を活かした、林業と木工の複合経営を行う森林ベンチャー企業の設立を提案して、経営支援をしてきました。それが、地元の林業家、木工職人、デザイナーらからなる「株式会社 木の里工房 木薫(もっくん)(新しいウィンドウで開きます)」です。
2006年、木薫の代表をつとめる國里哲也氏は西粟倉の森林組合で働いていましたが、「このままでは村の林業がダメになる」との想いからアミタと共に事業を立ち上げました。この想いに応えるように大阪のデザイン事務所を辞め、この村にやってきた家具デザイナーの須賀誠一氏は「日本の林業は循環型社会を構築できる技術を持っています。それをこの村から伝えたい」と語ります。西粟倉村の豊かな森林を活かして、林業の再生を図りながら森林の価値を伝える挑戦が始まりました。
木薫は森林管理と木工品のデザイン・製造・販売を一貫して行っており、遊具や家具などを中心に、無垢材の質感や特性を活かした暖かで優しい作品を製作しています。2007年には、岡山県倉敷市の遊園地「ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランド」にて、日本初のFSC森林認証材を使用した木製遊具のプロデュースを行いました。
2008年、木薫はアミタグループの一員となりました。森林管理と木工技術を持つ木薫は、森林アセットマネジメントなどの事業とシナジーを図りながら、森林から新たな価値を生み出す取り組みを行っていきます。

