アサヒビール株式会社では、ビールの主原料のひとつである「水」の品質確保のために、森林保全に取り組んでいます。
広島県庄原市にある社有林「アサヒの森」は、東京都の中央区と千代田区を合わせた広さに匹敵する2,165haの広大な森林です。下草刈りや間伐など、こまめな維持・管理を行ってきました。
2001年に「アサヒの森」はアミタグループによるFSC森林認証審査を受けたところ、その管理の適正さが確認され、日本で3番目のFSC森林認証を取得しました。 さらに2005年には、FSC森林認証林から得られた木材製品の流通・加工工程であるCOC認証も取得しています。
アサヒビール株式会社では、上記のような持続可能な森林管理を推進してきた「アサヒの森」のCO2吸収量を、自社で独自に算出してきました。2008年には、第三者機関による調査・検証を行うべきとの考えから、アミタグループが委託を受けて調査を実施しました。
アミタグループは、森林再生事業やFSC森林認証の審査実績を持つ経験豊富な調査員が国際指針に沿って算定を実施。「アサヒの森」2,165haのCO2吸収量は12,200t-CO2/年という結果となりました。
これは、アサヒビール株式会社が独自で調査し公表している数値(12,000t-CO2/年)とほぼ一致しており、これまでの調査が正しいことを証明する結果となりました。 算定後は、算定方法や算定結果を明記した証明書を発行しました。
一部の企業や自治体では、独自に社有林や国有林のCO2吸収量を算定していますが、第三者機関が調査を実施し、持続可能な森林管理を行なっている企業の社有林のCO2吸収量を算定して証明書を発行するという取り組みは、アミタグループが国内で初めて実施したことになります。


