西粟倉・森の学校 会社設立趣旨
2010年2月28日 11:41 カテゴリ:森の学校 コメント(4)
4月からの事業開始に向けて、森の学校の設立趣旨について文章化しましたので、
それを掲載します。
株式会社西粟倉・森の学校(以下、森の学校)は、次第に過疎化・高齢化が進みつつある西粟倉村において、村内に眠る資源(人、自然、文化など)から商品・サービスや事業を生み出し、またその過程において村内資源を有機的に連関させ、村全体を総合的にプロデュースしていくことにより、雇用創出と村民所得の向上を実現し、もって西粟倉村の過疎化・高齢化の悪循環に歯止めをかけ、持続可能な地域社会の形成につながる好循環を生み出していくことを目的として設立されました。
都市・工業を中心とする大量生産・大量消費の経済システムの中で、多くの農山村が、都市部や大企業の下請けという立場で頑張ってきたのですが、その下請けの立場が中国等の海外の国々に奪われ、今はただ疲弊の一途をたどってきています。
源流域の人口わずか1600人の西粟倉村が存在する価値を持ち続けるためには、このような大きな社会潮流から抜け出さなくてなりません。そのための方法は、村が下請けではなく自らお客様を持つようにすることです。「西粟倉村という地域があってよかった」と思っていただけるお客様がいてこそ、村が存続していくことができるのではないでしょうか。
大量生産・大量消費の経済システムは、規格化された商品を効率よく生産・流通させることに成功しましたが、そのことが今、生活者の暮らしの質(健康・安全・安心)を脅かしている部分もあります。この問題を解決していくためには、短期的な利益を優先して生態系を人が支配し改変してきた経済システムから、人が能動的に生態系の支配下に入り、生物の一員として無理なく暮らしていけるような経済システムの確立が必要です。
西粟倉村においては、「百年の森林構想」が掲げられ、生態系の源である森林を村全体で再生させていくという大きな挑戦が始まりました。時間をかけて、健全な森に囲まれた自然豊かな美しい村をつくりあげていくことは、西粟倉村がそのお客様の生活の質を改善していく力をこれから時間をかけて高めていくということに他なりません。源流域の小さな村だからこそ、今ある大量生産・大量消費の経済システムから離脱し、「人を含む生態系」を豊かにする新しい経済システムを独自に確立し、そのシステムを構成し成り立たせていくための重要なメンバーとしてお客様を迎え入れ、そのことでお客様の暮らしの質を改善していける可能性があります。
これを実際に、お客様の暮らしの改善につなげていくように、村とお客様の関係を築きあげていくこと--それが、森の学校という会社の使命です。そのために、常日頃は挑戦する村民の伴走者として村民の皆さんがお客様のために努力していかれることを支援し、「村のお客様」になっていただく過程においては、村民とお客様との仲介者となり、村民の心とともにお客様に商品やサービスをお届けしていく過程にあっては、村民とともにお客様の伴走者となり、そしてお客様が暮らしの改善を成し遂げて笑顔になれたとき、そこまで苦労を重ねられた村民と一緒にそのことを喜ぶ- このような作業を愚直に積み重ねていかなければならないと考えています。
森の学校という会社を成功させていくことは、容易なことではないでしょう。しかし、西粟倉村のお客様と西粟倉村民のためには、諦めることなく挑戦を続けていかなくてなりません。
2010年4月からの事業開始にあたり
株式会社 西粟倉・森の学校 代表取締役 牧大介



のるーく
2010年03月01日 21時12分
最後から2段落目のフレーズ
挑戦する村民の伴走者として・・・
村民とお客様との仲介者となり・・・
村民とともにお客様の伴走者となり・・・
苦労を重ねられた村民と一緒にそのことを喜ぶ・・・
本当に素晴らしいと思います。
設立趣旨の想いは、このフレーズだけで十分だと!
本当に微力ですが、応援しています。
牧大介
2010年03月01日 21時27分
のるーくさん
いつもほんとにありがとうございます!
趣旨の通りに仕事ができるようにがんばりたいと思います。
iti
2010年03月04日 21時44分
ご無沙汰しています。
ご活躍のようで・・・・
また、覘かせてもらいます。
石川はるえ
2011年05月01日 15時12分
牧さん、お米ありがとうございます。たくさんきまして、びっきりです。
これだけあれば、相当ごはんが食べられます。
見て頂いた地域交流スペースのデイサービス部分は始まりました。あのデッキ部分の使い方を思案しています。
また、お会いしましょう。西粟倉へ行きます。
5月29,30あたりは時間がとれそうですがどうでしょうか。
お元気で。
これで届くのかしら?不安です。