夕暮れの空
2008年11月11日 12:37 カテゴリ:西粟倉村 風景 季節など コメント(0)
西粟倉村で打ち合わせの合間に時間ができたので、ダルガ峰林道というところに
車で行ってみました。

車から出ると風も強くものすごく寒かったのですが、
ついつい夕焼けを眺め込んでしまいました。
風の音の中に、鹿のかん高い鳴き声がときどき響いています。
ぽつぽつと人里の明かりを認識すると、頭の中では、天空の城ラピュタの主題歌「君をのせて」
がかかっていました。あの地平線~♪というやつです。
東京から一緒に行っていた会社の同僚2名は、「おお~すげ~」といいながら夕暮れの空に
見とれていました。山奥にばかり出張する私に比べると、この二人はあまりこういうところ
に来ないからでしょう。
山の上の方で見る夕焼けの美しさには、神々しさがあります。
本来人間の空間ではないところにいるような感覚から神々しさ
を覚えるのかもしれません。
街から見る夕焼けも美しく、そこには懐かしさがあります。
今この瞬間に存在しているのに懐かしい感じがするのは、
夕焼けを眺めるということがもっぱら子ども時代のものだった
からかもしれません。
都会でも毎日、朝焼けがあり、夕焼けがあります。
でも、大人になって忙しく仕事をしているとその存在を明確に認識し
楽しむ時間というのはめったにないようです。
子どもの頃の夕焼けは、日が暮れて暗くなってくるとそろそろ家に
帰らないと母親に怒られるという恐怖感もくっついて記憶に入っています。
単純に暗いことに起因する恐怖に、怒られる!という恐怖が上乗せされます。
そんなことを思い出しつつ、林道から里に下りてくると、もう真っ暗です。
昼間、人目につくことを恐れていた、クマ、イノシシ、シカたちが、やっと
安心して活動を開始します。
夕暮れ時は、人の時間から獣の時間への移行帯でもあり、
人にとっては、それぞれに活動していた家族が、家に集まってきて
共に過ごす時間への移行帯でもあるはずです。
昔少なくもとそうだった。
が、・・・自分は出張先ですから、当然家族とは今日も会えません。
持続可能社会ってなんだろう・・・と思いながら、夜は更けていきます。



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