西粟倉の人々 その10 村で唯一の不動産屋さん?の関さん
2009年8月18日 11:28 カテゴリ:西粟倉村の人々 コメント(0)
西粟倉の人々シリーズ10人目は、役場の総務企画課長の関さんです。
西粟倉に移住したい人の窓口はムラの人事部長こと大橋さんのおられる
雇用対策協議会ですが、いざ移住するということになってからの賃貸物件探しと
その改修工事については関不動産さんのお世話になることになります。
仲介料無料の関不動産がなければ、2年間で30人以上の人々が西粟倉に
移住するということはなかったでしょう。関さんは西粟倉村に移住してくる
人の住居を確保するために、70ほどある空き家のオーナーすべてに電話をして
なんとか貸して欲しいという交渉を重ねられました。
貸してもらえる空き家がでてきた際には、物件の状況によりますが、役場が
350万円の改修費用を支出して、その上で家賃数万円というお安い家賃で
貸してくれるのです。これだけしっかりとした定住サポート体制があるところも
珍しいと思います。
大島くんが入居予定の住居について紹介する関さん
自分の子どもたちにUターンして村にもどってきて欲しいと願っている家は多い。
そのためにも、今の村人だけではできないことをやってくれるIターン者の力が
重要なんです。村に雇用が生まれないことには、Uターンしたい人ももどって
これないですから。それと、この村が好きだと思う人が、村に住んでくれて村民
になってくれることはそもそも歓迎すべきだと思っています。この村が好きだと
思う人が、この村で暮らし続けていけるような地域にしていきたい。ただそれ
だけです。
関さんはいつもこのように仰います。
西粟倉村が、子育て世代が安心して暮らしていけるような地域づくりを進め、
移住者への住宅斡旋まで役場で手がけているということが、今年の5月に
NHKスペシャルでとりあげられました。
その背景には、「人が暮らしつづけて行くことができる地域」の実現に向けて、
一生懸命汗をかいてきた人がいるのです。
村長のリーダーシップのもと、関さんや大橋さんが重ねてこられた努力は、
西粟倉村の人口がなんとか下げ止まっているということに成果として表れて
います。
人口の下げ止まりが一時的なもので終わらずに、西粟倉村で人が暮らし続けることが
できるかどうか。
それは、新たな挑戦者が西粟倉にやってきてくれるかどうかにかかっているかもしれません。
新たな挑戦者募集のため、9月4日に東京の新丸ビルで、西粟倉村の挑戦者募集説明会
(就職説明会)を行います。



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