50年前の農山村での不倫ブーム

2009年8月10日 08:19  カテゴリ:理念 思想 価値観など  コメント(0)

お盆と日本人の価値観について書きながら、思い出した小ネタです。

 

いくつかの山村で、1960年代に不倫が流行ったという話を聞いたことがあります。

貨幣経済の浸透と伝統的な価値観の揺らぎの中で、家にしばられてきた山村の

女性たちも、「もっと自由に生きてもいいじゃないか!」と思い始めたのではないかと

推測しています。

女性も働きに出れば現金収入というものを得るようになってきましたし、テレビ

をつければ「愛しちゃったのよ・・・」などの歌謡曲も流れていたわけです。

戦後復興(経済成長と新しい時代の始まり)の象徴となった東京オリンピックが

行われたが1964年でした。

 

しかし、私が聞いた事例では、どれも短期間でそのブームは収束したそうです。

おそらく自由を行使することによるそれなりの代償があったのではないでしょうか。

家よりも愛を選ぶという冒険をした方々が当時20歳代だったとすると、今は70代ぐらい。

70代が「家を守る」ということを次世代に押し付けるわけにもいかないという遠慮は、

自らの価値観が揺らぎながら現在に至っていることにも起因しているかもしれません。

 

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