共有の森ファンドメンバーさんによる西粟倉報告
2010年4月27日 09:33 カテゴリ:共有の森ファンド コメント(0)
共有の森ファンドのメンバーの村上さんという方が、仲間を12名ほど集めて西粟倉
での研修ツアーを実施してくださり、以下のように丁寧に報告をまとめてくださいました。
村上さんのご了解をいただき、牧のブログに掲載させていただきます。
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昨年11月大阪で西粟倉村の懇親会が開かれ、その時「共有の森ファンド」加入者である山崎氏と私が道上村長や村の幹部と話し合っている中で、近いうちに「森林に関心のある人達を集めて村を訪ねてみよう」という話が纏まりました。そして最終的に14人が集まり4月21・22日に一泊二日の研修旅行が実現しました。村が造ったモデルハウスに最初の客として泊めていただくという好運にも恵まれ、村の関係者の行き届いた気配りのお陰で素晴らしい研修旅行となりました。
私たちは森林に関してはずぶの素人です。そこで私は森林の勉強をするためには山崎豊子の小説「女系家族」を読むといいという話を聞き、早速読んでみました。3人の姉妹が遺産の山林を有利に譲り受けるために、各々支援者を囲い込み熾烈な駆け引きをする話ですが、森林が持つ「伐採権」だとか境界線の特殊性など素人では判りにくい世界があることを知りました。
今回の西粟倉村に来て「見たり」、「聞いたり」して強く印象づけられたことを述べてみます。
1.森林組合の説明で示されたあまりにも小さな山主(林家)の多いこと。
進捗図の中で示されていた米粒のような多くの区分わけには驚きました。こんな状態では収益は全く期待できないし、山は自然に滅んでゆくほかない。何故今までこのような状態で放置されていたのか腹立たしさを覚えました。村長の果敢な挑戦が放置されたこれらの山を救うことになったとほっとしています。
2.ヨーロッパ製の新鋭機械群の圧倒的な処理能力。
4台の機械が1グループを形成して、作業を進めると聞かされましたが、作業現場をつぶさに見てその能力の高さに舌を巻いてしまいました。ハーベスター(木を掴んできる、長さを揃えてきる、枝打ちをする)、プロッセッサー(必要な長さにきる)、ホワーダ(運搬車まで運ぶ)、木材運搬車が1グループを形成する。当組合には2グループの機械群が稼動していると聞きました。森林組合で聞いた話では道をつけると直ちに立ち木の切断にはいるということでした。そして手で作業する人は全くいないことも印象に残りました。
3.森林組合で働いている人達の若さ。
21日の現場には機械の他は20歳代の人達だけだったのには驚きました。「若い人々の集まる林業」素晴らしい光景でした。
4.村の自慢である「100年の森」を見て感激。
道上村長自慢の「100年の森」を見せていただきました。50年後の西粟倉村はこんな森林の林立する村になるのかと想像しながら天に向かって伸びている美しい木を見上げていました。
5.道上村長、森の学校(トビムシ)、森林組合のトライアングルの真剣な取り組み。
村長の崇高な思い「上級な田舎」作りを目指し、3者が一体となって目標に向かって邁進している姿を見ることができました。それは「100年の森」のような美しい姿でした。
今回の研修会は今までにない「驚き」と「感動」を味わった実りの多いものとなりました。そして何よりも尊いものは「道上村長を頂点とした組織を挙げた結束力」であると感じました。 5年後の西粟倉村を是非見に来たいと心から思っております。
今回の研修で親身になってお世話いただいた「森の学校」の牧社長、坂田さんに心からお礼申し上げます。有難うございました。 皆様お疲れさまでした。
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村上さん、ほんとにありがとうございました。
また西粟倉に遊びにいらしてくださいい。


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