佐用町の豪雨被害と森林管理と2004年の台風被害の関連
2009年8月17日 18:50 カテゴリ:共有の森ファンド コメント(0)
西粟倉村のすぐ隣である兵庫県佐用町では豪雨による甚大な被害がありました。
豪雨による被害が出た日は、予定では夜遅くに神戸の自宅にもどる
予定でした。予定通りに移動していた場合には、ちょうど川が氾濫し
始めるころに現場を通過して、災害に巻き込まれていたかもしれません。
たまたま妻が体調が悪いので、予定を変更して早く帰ることにしたために
難を逃れることができました。
佐用ICからの出入りができるようになり、神戸から佐用を通って西粟倉村に
通っています。被災現場を車を運転しながら見ると、今回の災害と森林管理との
関連があることは明からでした。
そのことはトビムシの小林のブログでも報告されています。
私のブログでもそのときの西粟倉村の様子について報告しましたが、
今回は佐用町の被害現場を見て気がついたことについての報告です。
下の写真は私の通勤経路で今朝撮影したものです。
橋に木がたくさん引っかかっています。山が崩れ、川に出てきてしまった
木々が橋にかかって水をせきとめ、また家につっこんで凶器となりました。

佐用ICから西粟倉に行く車道沿いはほぼ川に沿っているのですが、
そこから目につく山林の崩落は数えることができないほどたくさん
ありました。
いたるところで山が崩れて、それによって災害が大きくなったことは
間違いないでしょう。
しかも、山が崩れているのは、2004年の台風23号で木々な強風によって
なぎ倒された場所で発生しているものが非常に多く目につきました。
2004年と言えば、西粟倉が合併協議会から離脱して独立を宣言した年ですが、
実はその年は台風による大きな被害が地域を襲った年でもありました。
放置されてもやしのような細い木の集まりになった人工林は台風に弱く、
暴風によってなぎ倒された場所がたくさん発生しました。
風倒木の処理がなされた跡は、草地になっています。
草が生えてきて少し山肌が安定してきたかなと思ったときに先日の豪雨です。
台風に痛めつけられた山がまだ回復しなところに豪雨が襲い、山地の崩落を
招き、大量の土砂と山肌に残っていた木材が川に流入し今回の被害と
なったように思われます。
管理されない森が増えていくということ、過疎が進んで森に手が入らなくなっていく
ということが、どれだけ恐ろしいことか。
佐用町の被害はそのことを教えてくれているのではないでしょうか。



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