無手無冠酒造(高知県)にみる 株主と会社の理想の関係

2009年2月10日 09:18  カテゴリ:共有の森ファンド  地域づくり 地域再生  コメント(0)

飲み屋で、栗焼酎・ダバダ火振りが置いてあるのを見つけ、

うれしくなって注文してしまいました。

ダバダ火振りというかっこよくて不思議な名前の由来、生産地である

四万十の風景、作り手である無手無冠酒造さんの苦労に苦労を重ねてきた

物語などを知っていると、味もまた格別です。

 

ダバダがあると、そこに一票を投じるつもり、ついつい注文してしまう。

自分もダバダのファンというか、すでに無手無冠のファンの一人なのでしょう。

 

栗焼酎・ダバダ火振りで知られる無手無冠酒造がどういう会社かは、

その株主総会の様子に表れています。

株主さんたちは、倒産するかもしないというほんとにほんとに

苦しい時に、無手無冠を救ったのは無手無冠のファンなのです。

各地から集まってくる株主さん=無手無冠ファン。

そこで振舞われる四万十のアユなどの地域の食材と無手無冠のお酒。

株主総会という名前の大宴会が、四万十川の河川敷で行われます。

 

無手無冠酒造があるのは高知県四万十川の中流域の旧大正町。

四万十で仕事をしていたとき、地域のキーパーソンを紹介して欲しいと

お願いすると、たくさんの人が真っ先に無手無冠のおかみさんの名前を

上げました。

 

聞けば聞くほど、たくさんの苦難を乗り超えながら歩んでこられた酒蔵。

だからこそでしょうか。地域のことについてもほんとに熱心に関わってください

ますし、彼女が動くことで地域が動くという感じがありました。 

これほど地域の人々や株主に深い深い感謝の気持ちをいだきながら、

経営をしている会社はそうそうないと思います。

それだけ多くの人々に支えながら今にいたるという実感が経営側に

あるのでしょう。

 

愚直に良いものを作り続けようとする人がいる。

そしてそれを応援する人達がいる。

応援してくれるほど、作り手はがんばり続ける。

さらに応援してくれる人が出てくる。

 

森づくりや地域づくりというものも、こういう好循環の中で支えられ、

発展していくものではないだろうかと思っています。

 

 

 

 

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